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2009年06月 アーカイブ

2009年06月06日

唐津焼(からつやき)は佐賀県唐津市で焼かれる

唐津焼(からつやき)は佐賀県唐津市で焼かれる陶器。古くから一楽二萩三唐津として茶器として名高い。分派の武雄古唐津焼と共に、日本の伝統的工芸品に指定されている。

唐津は古くから対外交易拠点であったため、安土桃山時代から陶器の技術が伝えられていたといわれ、現在も佐賀県の岸岳諸窯など至る所に窯場跡が点在する。唐津焼の名称は、唐津焼積み出しの際、唐津港からなされていたことによる。だが、唐津焼が本格的に始まったのは、文禄・慶長の役の頃、大陸から技術が伝えられたのがきっかけとされる。朝鮮から伝えられたとの説もあるが、朝鮮半島には唐津焼に類似する陶器は無く、中国からの使者が伝えたという説が有力である。草創期は食器や甕など日用雑器が中心であったが、この頃になると唐津焼の特徴であった質朴さと侘びの精神が相俟って茶の湯道具、皿、鉢、向付(むこうづけ)などが好まれるようになった。また、唐津の焼き物は京都、大坂などに販路を拡げたため、西日本では一般に「からつもの」と言えば、焼き物のことを指すまでになった。とりわけ桃山時代には茶の湯の名品として知られ、一井戸二楽三唐津(又は一楽二萩三唐津)などと格付けされた。

だが江戸時代に入って窯場が林立したために、燃料の薪の濫伐による山野の荒廃が深刻な問題となった。それ故に鍋島藩は藩内の窯場の整理、統合を断行、それによって窯場は有田に集約されたため、唐津も甚大な影響を被り、多くの窯元が取り壊された。しかし、唐津の茶器は全国でも評判が高かったため、茶陶を焼くための御用窯として存続した。その間の焼き物は幕府にも多数献上品が作られたため、献上唐津と呼ばれる。 

明治維新によって藩の庇護を失った唐津焼は急速に衰退、有田を中心とした磁器の台頭もあって、多くの窯元が廃窯となった。だが後の人間国宝、中里無庵が「叩き作り」など伝統的な古唐津の技法を復活させ、再興に成功させた。現在は約50の窯元があり、伝統的な技法を継承する一方で、新たな作品を試みたりと、時代の移り変わりの中で、着実な歩みを遂げている。

唐津焼の特徴は李氏朝鮮(一説に、華南)から伝わったとされる伝統的な技法が今に根付いているところである。特に蹴轆轤、叩き作りといった技法は古唐津から伝わる技法で、現在もこの製法を行っている窯がある。窯は連房式登り窯という大がかりな窯を用い、そこで1300度の高温で一気に焼き締める。意匠は茶器として名声を馳せただけあって、非常に素朴で、それでいながら独特の渋みがある。

唐津焼は時代によって様々な焼き物が焼かれた。大きく分けて次のようなものがある。
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絵唐津
器に鬼板と呼ばれる鉄溶液を使って花鳥、草木といった意匠を描き込んで、灰色釉など透明な釉薬を流し込み、焼成したもの。土色の器肌と単純でありながら伸びやかな意匠が相俟って、独特のわびしさを生み出す。
朝鮮唐津
李氏朝鮮の陶工から伝わった伝統的なスタイル。黒色を付ける鉄釉を上から流し、白色を付ける藁灰釉を下から掛けたもので、二つを交わらせて風景を表すもの。上下逆の物もある。
斑唐津
長石に藁灰を混ぜて焼成する事で粘土に含まれる鉄分が青や黒などの斑になったもの。独特のざんぐりとした風合いは茶器に好まれる。
三島唐津
朝鮮の陶器、三島手の技法を受け継ぎ、日本風にアレンジしたもの。象嵌の一種で、器が生乾きのうちに雲鶴や印花紋などの紋様を施し、化粧土を塗って、仕上げ作業を施し、その上に長石釉、木炭釉を掛けて焼成したもの。
粉引(こびき)唐津
褐色の粘土を使用、生乾きのうちに化粧土を全面に掛け、乾燥させた後に釉薬を掛けたもの。
奥高麗(おくごうらい)
高麗茶碗の井戸、呉器、熊川風の造形の茶碗で、通常、無地である。和物茶碗として極めて評価が高い。
瀬戸唐津
青唐津
黄唐津
彫唐津
刷毛目唐津
櫛目唐津
蛇蝎(じゃかつ)唐津
二彩唐津
緑色銅釉と茶褐色の鉄飴釉で松文などが描かれた。産地としては武雄系唐津古窯などが知られている。現在はあまり作られていない。

2009年06月10日

第1ヴァイオリンからコントラバスまでの弦五部

第1ヴァイオリンからコントラバスまでの弦五部は多くの場合、各部の人数が演奏者に任されているが、管楽器は原則として楽譜に書かれた各パートを1人ずつが受け持つ。ただし実際の演奏会では、倍管といって管楽器を2倍にしたり、「アシスタント」と呼ばれる補助の奏者がつくこともある。

18世紀前半頃の後期バロック音楽(J.S.バッハやテレマン、ヘンデル等の盛期)の曲に多く見られる、規模の大きめな管弦楽編成の例。

木管楽器
オーボエ(曲によってはオーボエ・ダモーレ) 2 ほとんど欠かさず
フルート 2 しばしば (曲によってはリコーダー 2)
オーボエ・ダ・カッチャ(コーラングレの先祖) 時による
ファゴット1 時により旋律楽器として。その場合もふつう通奏低音を兼ねる。
金管楽器
トランペット(D管) 2?3 祝祭的な曲においてしばしば
ホルン 2 時による
打楽器
ティンパニ 2(1対) 通常、トランペットとセットで
弦楽器
第1ヴァイオリン
第2ヴァイオリン
ヴィオラ
通奏低音
チェロ
ファゴット しばしばチェロの補強として
コントラバス(またはヴィオローネ) チェロの8度下
チェンバロ 低音部の旋律と、それに付随する和音を即興で奏でる
ポジティフ・オルガン 宗教的な曲においては欠かさず
ボディビルディング
芸術
原子力工学
グラフィックデザイン
楽譜
インダストリアルデザイン
太陽系
マラソン
風水
北海道
肥満
インディアカ
核医学
ゴルフ
性行為感染症
ポリマー
デング熱
電子工学
色素性乾皮症
農業工学

古典派音楽の盛期頃(ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン)に多く見られる編成の例

木管楽器
フルート 2
オーボエ 2
クラリネット 2
ファゴット 2
金管楽器
ホルン 2もしくは4
トランペット 2
打楽器
ティンパニ
弦楽器
第1ヴァイオリン
第2ヴァイオリン
ヴィオラ
チェロ
コントラバス

2009年06月26日

アルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン銀行賞

アルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン銀行賞は、1968年にスウェーデン国立銀行が設立300周年祝賀の一環として、ノーベル財団に働きかけ、設立された賞である。一般的にノーベル経済学賞と呼ばれている。スウェーデン王立科学アカデミーにより選考され、ノーベル財団によって認定される。授賞式・その他一般は他のノーベル賞と同く行われている。候補になった者はいるが日本人の受賞者はまだいない。

アルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン銀行賞はアルフレッド・ノーベル自身が設置、遺贈したものではなく厳密にはノーベル賞ではない。そのためスウェーデン銀行から賞金は拠出されている。選考、賞金、授賞式など諸行事はノーベル賞と合同で実施されている。受賞は1969年より開始された他の部門と同じく、1回に受賞可能な人数は3人が上限であり、共同受賞の場合は同じ受賞理由が適用される。選考は化学・物理と同じくスウェーデン王立科学アカデミーが行っている。賞金は日本では他の正規のノーベル賞は非課税であるが経済学賞は課税対象となっている。
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経済学者のなかでは選考基準に一貫性がなく曖昧なことでも有名である。真に優秀な経済学者および経済学に大きな影響を与えた研究者に授与されていることも確かであるが、当確・確定と言われている大物が逃していたり、最先端の研究者に与えたかと思えば大昔の研究者に賞を与えたり、以前に受賞した同じような研究に遡って与えたりしている。

1974年のフリードリヒ・ハイエクへの受賞、1976年のミルトン・フリードマンの受賞は、それぞれオーストリア学派およびマネタリズムへの関心を一気に高める結果となった。また新古典派価格理論と市場主義的自由主義をその特色とするシカゴ学派に関係した人々の受賞が多いが、これはシカゴ大学が経済学研究において世界トップレベルの大学の一つであることも意味しているとの評価もある。

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